や、本当はツイッターでつぶやこうと思ったんだけど、140字で書けなそうだったんで。
著者の佐々木くんはですね、知ってる人は知ってると思いますけども、バジリコ・F・バジオっていう劇団の脚本を書いてる人で。って、リンク貼ろうと思って、今、検索したらバジリコのサイトなくなってんじゃん!解散したんだっけ?活動休止だったと思うけど。まあ、とにかくそんな劇団の人なので、知り合いというか友達というか、連絡先知らないんだけど、何かで会ったら凄い話す、くらいの仲なんですね。連絡先を知らないので、佐々木くんの近況を知る方法はツイッターしかないんですけど、そのツイッターでは、ほぼ横浜ベイスターズのことしかつぶやかないありさまで、はっきり言って、最近何してるのか全然知らなかったんですよ。が、ある日、小説を出版する、なんてことをいきなりつぶやいたんで、えー!、ってなって。やっぱこういうのってちょっと嬉しいじゃないですか。だから「絶対に買わなきゃ!ブックオフで!」って思って。や、ブックオフは嘘ですけども、買おうと思ってて。そんなタイミングで、先日の公演を佐々木くんが観に来てくれたので、本を知り合いの役者に売りつけようと思ってここにやって来たに違いない、と思って。だから絶対、何冊か持って来てるはずなので「今、本持ってる?そこの物販コーナーで売ろうぜ!」と面白半分で提案したところ、「や、今、1冊しか持ってないんで。」と言いながら、その1冊を私にプレゼントしてくれたのでした。気前のいいヤツ!私は自分の心の汚さを恥じました。
そんなわけで、公演も終わったことだし、さっそく読みまして。サクサク展開するから一気に読み終わりまして。なんていうか、結局買わないで貰っちゃったし、知ってる人が書いてるっていうのもあるから、あんまり誉めるのも気持ち悪いなあ、と思ったんですけど。バジリコでやってたようなことをそのまま小説にした、っていう感じではないんだけど、ちょっとひねくれてるところとかにバジリコと通じるものがあって、バジリコ好きだった人とか読んだらいいのになあ、って思ったんですよ。本人はどう思ってるのか知らないけど、私はそう思ったんで、余計なお世話かもしれないけど、それこそバジリコのサイトもなくなってるし、ここに書いてみた次第です。
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こうやって書いておけば、この本が超売れて、ドラマ化とかして、佐々木くんが金持ちになった時に、きっとなにか奢ってくれるだろう。といった、やらしい気持ちで書いたわけではありません。でも、気前のいいヤツだから、きっと奢ってくれちゃうんだろうなあ。