最近、ハロプロ系のシングルの初回盤を買うと、応募券が入っていて、当たるとイベントに行けるのです。
アンジュルムの最新シングル「次々続々/糸島Distance/恋ならとっくに始まってる」を買いまして。今までは仮に当選してもスケジュール的に行けないことばっかりだったんだけど、今回は当たったら行ける日程だったので、張り切って応募したところ、見事に当選したのでした。ついてる!
イベント当日。絶対に遅刻は許されない(遅刻したら入場できない)というプレッシャーから、開場時間の2時間前に現地に到着してしまいました。とりあえず、ラーメンを食べて、それから本屋で立ち読みをしてその時を待ちました。
開場時間ぴったりに会場に戻ると、大量の人が並んでいました。事前にインターネットで調べた情報によると、このイベントは、通常のライブと違って、入場時にランダムに席を与えられるそうなので、この並ぶ順番が非常に重要になってきます。早ければ良いわけではないけども、早く入らないと前のほうの席が無くなってしまう気がする、そんな心理からみなさん並んでいるわけです。私もすぐさま並びました。
とはいえ、私はあんまり現場に行かない、在宅のファンなので、例の光る棒も持ってないし、決して普段は着れないでおなじみのどうかしてるシャツも着ていません、そんなやつが最前列にいたら、アンジュルムのメンバーに悪いような気がしたので、普通に見やすい場所だったらどこでもいいと思っていました。
無欲だったのがよかったのでしょうか、渡されたチケットに書いてあった席は、4列目4番、でした。
「4列目か、わりといい席当たったなあ。でも4番ってことは、はじっこのほうなのかな。っていうか、4列目!?近いじゃん!たぶん2メートルくらいの距離で、アンジュルムが歌い踊るじゃん!!!!!!」
どこでもいい、とか言ってたくせに、すげえテンションが上がりました。
入場は無料なのですが、会場の都合でワンドリンク制でした。500円を支払いドリンクチケットを受け取ります。そのチケットでもらえるドリンクは、そこらへんの自動販売機では160円で売っているペットボトルでした。なんでしょう、この感じ。いや実質500円でミニライブが観れるわけだから、何の文句もないんだけど、なんかこう、うん、少し面白かったです。
客席に行くと、なんと、1列目は撤去されていました。つまり、4列目とは3列目だったわけです。うわあ!さらに近付いちゃったよ。嬉しいんだかパニックなんだかわからない精神状態になったので、たぶん変な顔をして椅子に座っていたと思います。ちなみに、演劇人らしく、あとで会場の図面をチェックしてみたんですけど、客席は全部で30列くらいありました。なんて運がいいんだ、俺は。
開演。近い!席が下手側だったので、下手で踊る人ばっかり見てました。MCではリーダーの和田さんが「今日は(抽選で当たった人しかいないから)選ばれし者しかいないわけですね。」などと言って、私達の気分を盛り上げてくれました。途中のクイズコーナーも面白かったし、満足でした。
と、これで終わりではありませんでした。最後にメンバーと握手できるというのです。。。
本当ならここは喜ぶところなんですが、私は、握手が苦手なのです。異常に緊張して、喋ることがまったく思い付かないのです。しかし、握手をしないで帰るのは、せっかく握手してくれると言っているメンバーに申し訳ないので、ちゃんと握手をすることにしました。
入場した時に、謎のビニール袋を渡されたんですが、ここでこれを使うことがわかりました。メンバーに危険がないように、客は全ての荷物をこのビニール袋に入れて預けた後、さらに「両手に何も持ってませんよ」ということを係の人に見せて(刑務所の中、という漫画で、囚人たちがやってたのと同じ動きで)から、握手をするとのことでした。
握手させるのも大変なんだなあ。
そして私は、ただただ笑顔を絶やさずに無言で流れ作業のように全員と握手をしました。これでは、どっちがアイドルなんだかわかりません。きっとアンジュルムのみなさんも、こいつなんなんだよ、と思ったことでしょう。すみませんでした。
すごい楽しかったです。