あひるなんちゃら関村です。2020年2月13日〜19日の、あひるなんちゃらの公演のタイトルは「寒がる寒がり」にしました。
ここ数年は、この時期の公演が3月だったんですよ。3月って微妙な時期で、まだ冬っぽい感じかもしれないし、春っぽくなってるかもしれないし、ちょっと本番直前までわかんないんですよ。で、まあ、別に演劇だから実際の季節とか、そんなに気にしなくてもいいんですけど。それでも、「ああ、やっと暖かくなってきたなあ。春だなあ。」などと思っている時に、猛吹雪の中で遭難する話、とか、あんまり見たくないと思うんですよ。や、猛吹雪の中で遭難する話、とか、ちょとベビーなのであひるなんちゃらではやらないと思いますけど、とにかく、ちょっと冬の脚本を書きにくい状況ではあったんですね。逆に、春の脚本を書いておいた場合は、もしまだまだ冬でも「早く春が来ないかなあ」と思っているお客様もわりといると思いますし、季節を先取りしていて洋服屋さんみたいでオシャレな気がするじゃないですか。ていうか、完全にオシャレじゃないですか。ねえ。自分で書いてて、何を言っているんだろう、とは思ってますし、オシャレとはかなり遠い世界で生きていますけども、とにかくオシャレだから許されそうな気がしていたのですよ。別に、季節感のまるでない脚本を書けばいいだけですし、そういう時もあったんですけど、まあ、そんなわけで、春っぽい内容のことが多かったんですよ。
で、今回、久しぶりに2月、しかも中旬になったので、これはもう冬の設定でやるしかないだろう、と!じゃあそれっぽいタイトルにしよう、と!思いましたので、「寒がる寒がり」というタイトルにしました。寒がりの父親とその娘の話です。
これは、芝居の内容とも関係ないし、書くかどうか非常に迷ったんですけど、本番中に私の誕生日があるんですよ。いや「誕生日プレゼントくれよ!」とか「欲しい物リストはこれです!」とか「ポルカで支援してください!」とかではいっさいなくて(マジで)、私の誕生日ってことは、あひるなんちゃらという劇団の天皇誕生日ってことじゃないですか。じゃあ、祝日ですよ。なので、本番どころか練習も会議も作業もしたことないんですよ。ここ数年は、冒頭に書いたとおり3月に本番があったので、私の誕生日は本番1ヶ月前くらいにやってきていたわけですが、その日は、脚本も書かないようにしてたくらいですよ。本当は脚本を書きたくて書きたくてしかたないのに、我慢して、家でごろごろしてたんですよ。だって祝日だから。そんな日に、本番ですよ。うちの制作スタッフは何を考えているのでしょうか。いや、春の脚本を書くのに飽きてたらから2月に公演したい、って言った自分が悪いんだけど。というわけで、本当はお休みなのに、頑張って劇場に行きますので、どうかどうか、みなさま、この私の心意気を感じていただいて、見に来てください!
2020年1月1日の15時からご予約受付を開始いたします!正月のちょっと空いた時間なんかに予約していただけると嬉しいです!どうぞよろしくお願いいたします!
第30回下北沢演劇祭参加作品
あひるなんちゃら
「寒がる寒がり」
新しい人たくさんで駄弁芝居、父と娘の73分。
■出演■
篠本美帆
根津茂尚
野村梨々子
笠井里美
笠井幽夏子
黒沢佳奈(火遊び)
佐藤有里子
関彩葉
都志見久美子
依田美玲
■日時■
2020年02月13日(木) 19:30
2020年02月14日(金) 19:30
2020年02月15日(土) 15:00/19:00
2020年02月16日(日) 14:00/18:00
2020年02月17日(月) 19:30
2020年02月18日(火) 19:30
2020年02月19日(水) 14:00/19:30
※受付開始は開演の45分前、開場は開演の30分前。
※全席自由
■料金■
一般
予約あり 2000円
予約なし 2500円
学生
予約あり 1000円
予約なし 1500円
※未就学児童は無料
※全席自由席・日時指定・受付時に整理券を配付
※学生料金をご希望の方は公演当日に受付で学生であることを証明できるもの(学生証など)をご提示ください。
■予約■
2020年01月01日(水)15時より予約受付開始!
こちらから予約できます!
■会場■
下北沢 OFF・OFFシアター
■スタッフ■
脚本・演出:関村俊介 / 照明:久保田つばさ / 音響:星野大輔(サウンドウィーズ) / 音楽:綱島慎平 / 作詞サポーター:永山智啓(elePHANTMoon) / 舞台にあるもの:コマツバラミワ / WEB:ムー / 宣伝美術:デザイン太陽と雲 / 協力:なんわりなんわり、RYU CONNECTION、スターダス・21 / 公式サポーター:日栄洋祐(キリンバズウカ) / 育休:伯美乃里、田代尚子 / 制作:中川加奈子 / 企画・製作:あひるなんちゃら